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お昼下がりにこんにちは。

日記書こうとする度に何らかの邪魔が入って書けませんでした。


今、ジャンプで一番熱いのはある意味テニスじゃなかろうか。
ハンタは休載に入っちゃったし。

SQも読みました。
「岸辺露伴は動かない」
原作は岸辺露伴先生です。
露伴先生はやっぱり良いなあ。
漫画の為に破産できるのがすげーわ。

「屍鬼」
原作は「ゴーストハント(悪霊シリーズ)」の小野不由美先生、
作画は藤崎竜先生。

BGMが無い感じが不気味ーで良いなあ。
この読んでて「一切の音楽が流れない」感覚って言って分かってもらえるでしょうか。

今日はそんな話をしてみよう。

漫画とかを読んでると、意識しないまでも何かしらの「音」が流れるもんなんですよ。
「リズム」と言い換えてみようかしら。
紙面から伝わって来るリズムみたいなものです。
自分でもどう説明したら良いのかよく分かりませんが、とにかくそんな感じです。

アニメにして見るみたいな感じと言った方が良いかも。
この場面ではこんな曲が流れるだろう、みたいな。
戦闘の場面では血が騒ぐような曲、悲しい場面では悲愴な曲とかそんなんです。

勿論怖い場面ならば怖い曲、という感覚もあります。
確かにそれでも恐怖感は煽られます。

しかし、一番怖いのは「無音」になるような漫画です。
読んでいて「音」のイメージが沸いてこない、そんな漫画が一番心が冷えます。
恐怖映画とかでもそうだと思います。
あくまでも個人のイメージですが。


真夜中の学校で廊下を一人の生徒が歩いている。
歩いている。
歩いている。
歩いている。
歩いている。
歩いている。


その場面の間、一切の音が無かったら、何か不気味に思えません?
何かありそうで。
突然生徒が止まるだけでもちょっと怖いかもしれません。

日常の中にもそんな例があったりします。

雷ってあるでしょう、雷。
アレ、鳴る直前って物凄く静かなんですよ。
普段から静かな所でも、普段以上に静かだと感じたりするんですよ。
理由は普段意識していない動物とか虫とかの鳴き声までもピタッと止まってるからなんですが。

小さい頃に経験がありました。
夏のある日、突然蝉の鳴き声が止まり、直後に雷の轟音。
それからまた蝉が鳴き出し、また止まると雷。
そんな風に、です。
蝉が鳴き止んでから雷がなるまでの間が実に怖ろしかったのを覚えています。

夏に蝉の鳴き声1つしないのは不気味でしょう?
そんな不気味さが「屍鬼」には備わっていると思うのです。
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